食べ比べのポイント

お米の食べ比べ3つのポイント

山形米の専門店 尾形米穀店
三ツ星お米マイスターの尾形雄司です。

今年も御歳暮の時期ですね。

毎年この時期になると、
贈答で山形米食べ比べセット・こめイロをご利用頂く機会が増えます。

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御歳暮でご利用頂けてありがたいかぎり

最近は、有名な会社からもご注文頂けることもあり、
嬉しいのはもちろんですが、より良いお米をお届けしないと!
という責任感も年々強くなります。好循環です(笑)

◆お米を食べ比べる時の3つのポイント

今日は、尾形米穀店のお米マイスターが
お米を食べ比べる時に気を付けている3つのポイントをご紹介します。

  1. 食べ比べの基準となるお米(品種)を選ぶ

  2. お米は同じ条件で炊飯する

  3. 楽しく食べる

では、順番にいきますね~。

1)食べ比べの基準となるお米(品種)を選ぶ

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基準にするのは、普段食べているお米でも大丈夫です

こう書くと↑↑難しく感じそうですが、
とってもかんたんで、普段食べているお米でも大丈夫です^^

普段食べているのが「はえぬき」なら「はえぬき」で。
普段食べているのが「コシヒカリ」なら「コシヒカリ」で。
ブレンド米ならそのブレンド米で構いません。

普段食べているお米と比べて、この品種はどうなのか?

お米の甘みが強いのか…
食感が食べ応えがあるのか、それとも柔らかいのか…
モチモチとした強い粘りなのか、それとも粘りが少なめなのか…

普段とは違う品種を食べているというだけで、
不思議と違いが見えてくる時が多いです。

ちなみに、尾形の場合は、
仕事柄、色々な品種を自宅に持ち帰っていて、
尾形の自宅には常に数品種のお米のストックが…(笑)

そんな状態なので、普段食べているお米が定まっていません^^;

なので、特定の品種を基準として考えるようにしています。
「はえぬき」か「つや姫」を基準にする時が多いですね。

2)お米は同じ条件で炊飯する

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出来る限り、同じ条件で炊飯しましょう

これはざっくりと言ってしまうと、

「どの品種も、普段通りに炊いてみてください」

ということですね。

もう少し詳しく書くと、食べ比べる時は、
水も炊飯器(もしくは土鍋)も量も、同じ条件で炊いたものを
試してみて頂くと、品種の違いが解りやすいです。

例えば、
「はえぬき」と「つや姫」を食べ比べようとした時に、

炊飯器が2台もないから、
「はえぬき」は炊飯器で3合炊いて、
「つや姫」は土鍋で2合炊いてみよう!

と、してしまうと、同じ条件での食べ比べではないので、
食べ比べた時の印象が違ったとしても、
それは炊飯器と土鍋で炊いた違いも加味されてるんですね。

また、上記のケースの場合は、2合炊き・3合炊きの違いもあります。

本当は、同じ炊飯器や同じ土鍋で、
一度に2~3品種を炊飯して食べ比べるのが良いのですが、
一般家庭で同じ炊飯器が2~3個あるお宅なんて、ないですよね^^;

なので、どの品種でも、
普段よく炊いている通りに炊いてみて、
それを食べ比べてみるのがオススメです。

3)楽しく食べる!

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食卓を囲んで楽しく食べる!

これが1番大事(笑)

食べ比べというと、どうしても食味鑑定みたいな、
色々な品種の香りをかいだり、色ツヤの善し悪しを見極めたり…
みたいなイメージをするかもしれませんが、そんな固いものではなく。

食べ比べは、家族で食卓を囲んで、
楽しく試してみてほしいなと思っています。

家族との会話で、

「このお米、甘い!ぼくは昨日のお米よりも今日の●●っていうお米が好き!」

とか、

「このお米は、パパが子供の時に食べてた品種なんだよ。何だか懐かしいなぁ…」

とか、

「明日はどのお米を炊いてみる?」

とか。

そんな会話を交わしながら、
楽しくごはんの食べ比べをして頂けると、
お米を通じて、毎日の食卓がより豊かなものになると思っています。


ということで、
今日は尾形がオススメする食べ比べの3つのポイントでした。

かなり主観が強いし適当なので(笑)
お米の品種の違いをしっかりと見極めたい!という場合には不向きかもですが、
気軽に、色んなお米を食べ比べてみたいな~と思ってる方の参考になれば嬉しいです^^

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山形米の専門店 尾形米穀店

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