ひとめぼれの特徴|山形県大江町 清水信一産

Hitomebore

2022

生産量全国第2位の名品種。粘り控えめな万能タイプ

ひとめぼれの特徴

 お米の甘さ ・・・
3.8/5
 お米の粘り ・・・
3.2/5
料理との相性 ・・・
4.5/5
山形米の専門店 尾形米穀店 五代目店主:尾形厚志
【創業130年】5代目店主「尾形 厚志」

rice meister

お米マイスターからのひとめぼれ紹介

ひとめぼれは、東北地方を中心に北は青森県から南は沖縄県まで幅広く栽培されていて、日本での生産量はコシヒカリに次ぐ第2位。きっと誰もが聞いたことのある品種でしょう。ひとめぼれは、昭和55年の大冷害が開発の発端となり、宮城県の古川農業試験場で耐冷性の強いコシヒカリと初星(はつぼし)を交配し、平成3年にデビューしました。

ひとめぼれは、親のコシヒカリと同じように、味と香りが良く、ねばりの強いお米で食味の良さも折り紙付き。栽培のしやすさと食味の良さで一気にシェアを拡大したひとめぼれは、現在に至ります。

ひとめぼれは噛んだ瞬間に甘さとみずみずしさを感じます。
粘りはどちらかと言えばすっきりタイプですが、ササニシキよりは粘りが強く、お米の甘みも程よく、全体的にバランスの取れたお米です。

  • 甘みが程よく、全体的にバランスの取れたお米
  • 和・洋・中どんな料理との相性も良い米
  • 粘りはどちらかと言えばすっきりタイプ

などなど、使い勝手が良いお米です。

ちなみに、生産者の清水さんに、
「一番好きなお米は何ですか?」と聞いてみたところ、
「ひとめぼれが一番好きですね」という答えが帰ってきました。 

以前、小国町の皇室献上農家の石垣さんに聞いた時も、
一番好きなお米にひとめぼれを挙げており、
「毎日食べるなら、ひとめぼれが一番美味しい」と言っていました。

家計にも優しい普段使いのお米としての魅力がひとめぼれにはありそうです。

なお、生産者「清水さん」のひとめぼれは、
農薬使用を通常の8割減、化学肥料は9割減という、
農薬や化学肥料をほとんど使用していないお米なので、
玄米食をされる方にもオススメです。

origin

産地紹介:山形県大江町

大江町は人口約9000人の小さな町ですが、かつては最上川の船運で栄えた、自然に恵まれた歴史ある町です。山形県の中央部、日本百名山にも選ばれている朝日連峰の麓に位置しており、

  • 朝日連峰の豊富な残雪
  • ブナの森から湧き出す水
  • 肥沃な土壌
  • 盆地特有の朝晩の寒暖差

など、美味しい農作物が育つ条件を揃えており、山形を代表する果物の一つ、ラ・フランスの産地としても知られています。

夢ごこちの生産者・清水信一さん
とってもまじめで優しい雰囲気の農家さんです

farmer

生産者:清水 信一

「農家ですけど、殆ど使った事がないから、農薬の使い方はあまりよく知らないんですよ。」

と、笑顔で話してくれる大江町の清水さん。祖父の代から40年近いお付き合いで、当店でも最も長くお付き合いさせて頂いている、とても真面目で素朴な、人柄の良い農家さんです。まだ「有機栽培」や「減農薬栽培」という言葉が一般的でなかった30年ほど前から、農薬や化学肥料を殆ど使用しないお米や野菜作りをされています。

「稲って、そんなにヤワじゃないんですよ」

と語る清水さんのお米は、農薬や化学肥料の力に頼らず、稲が持つ生命力を信頼して栽培しているせいか、どの品種も甘みが強く感じます。稲に栄養が行き渡るように充分な間隔を取って植えられた清水さんの田んぼでは、稲穂の間をそよそよと風がそよぎ、おたまじゃくしたちが元気に泳いでいます。

cooking

ひとめぼれに合う料理:刺身・煮物

スッキリとしたお米は魚料理との相性が良く
ひとめばれは刺身とよく合います。
また、優しい味わいの煮物料理との相性も抜群です。

ひとめぼれには煮物や刺し身がオススメ
ひとめぼれは毎日食べても食べ疲れしません

testimonial

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