仕事の合間に“梅しごと”

こんにちは。まるつね果樹園の結城こずえです。果樹園では、さくらんぼの後片付けやぶどうの手入れで相変わらず忙しい毎日を過ごしています。そんな中、梅が出る季節にちょっとだけ時間を割いて“梅しごと”をしました。 みなさんも、少しだけ時間をかけてお家で手作りをしてみませんか?

梅の季節が来ました!

我が家では、梅の販売は行っていませんが家で消費する分の梅の木が数本あります。梅の収穫期は一瞬ですので、会社勤めの主人がお休みの日に手伝ってもらい一気に収穫しました。

 

今年の梅仕事は“梅干し”と“梅シロップ”を作りました

今まで、梅しごとと言えばうちの祖母が毎年せっせと行っていましたが昨年逝去致しました。今は、私の拙い梅しごとを天国で見ていることでしょう。今年は、梅干しと梅シロップを仕込みました。

私はお酒が好きなもので「梅酒は仕込まないの?」という声が聞こえてきそうですが…梅酒と日本酒が目の前にあれば、どうしても日本酒を飲んでしまいます(笑) 梅酒を作っても、飲むのは最初のうちだろうな…と自分の行動が読めているので、暑い夏にゴクゴク美味しく飲めて身体にもとっても良い梅シロップを仕込むことにしました。

梅の健康効果っていう間でもなく素晴らしいんですね!調べて改めて思いました。梅シロップのシロップ部分には、しっかり梅の有効成分が抽出されるで、梅が持つ効能を期待しても良いそうです。

 

梅シロップの健康効果は?

特に、梅にたくさん含まれているクエン酸には、疲労回復、美肌効果(整腸作用や新陳代謝促進作用)があります。暑くて疲れやすい夏にぴったり!そして肌にも良くて女性のミカタ!

また、梅には浄血作用があるので、アルコールをたくさん摂ってしまった血液をきれいにする効果もあるんですって。二日酔いには梅シロップ!覚えておきます(笑)

 

簡単です!梅シロップ作り

梅シロップは、お水で割ったりタンサンで割ったり、カキ氷のシロップとしても大変美味しいデス!それに、お湯で割ってホットでも頂けますし、紅茶に入れたりヨーグルトに入れたり万能選手なのであります。2週間~3週間程で飲めるようになります。

 

*梅シロップの作り方*

【材料】
・青梅  
・砂糖 

※梅と砂糖の割合は1:1です。 ※砂糖は、氷砂糖、キビ砂糖、グラニュー糖、三温糖、何でもOKです。ただ、使う砂糖の種類によって、すっきりしているかコクがでるかの違いはあります。

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【準備するもの】 

・保存容器(熱湯で殺菌する) ・竹串(またはつまようじ) 

【作り方】

1、青梅は水で洗い、たっぷりの水に3時間位つけてアク抜きをする。

2.水気を充分にきり、なり口のホシを竹串などでとり除く。

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3. 殺菌した保存ビンに、青梅と砂糖を交互に入れる。一番上の部分は砂糖で被い、梅が出ないようにする。

   このまま、日光のあたらない冷暗所で保存する。 シロップが上がるまでは1週間はかかるので、それまでは      砂糖が梅全体にまわるように1日に数回瓶を上下にまわす。

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今回私は、氷砂糖ときび砂糖で作ってみましたよ。

※漬けた梅は、ずっと瓶にいれておくとカビが発生したり渋みが出るので、1カ月ほどで取り出し、シロップのみを冷蔵庫で保管しましょう。

 

漬けてから完成するまでは、毎日ドキドキワクワクしながら瓶をまわしております。 作り方は、一度梅を冷凍して細胞が壊れやすくしてから漬ける方法や、炊飯器を使って短時間でシロップを抽出する方法などもありますので、やりやすい方法でお試しくださいね。

皆さまのお家でも美味しいシロップが完成しますように。

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梅シロップ水でおもてなし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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